NTTドコモは6月13日、携帯電話の新販売方式のバリューコース向けプラン「タイプSS バリュー」の基本使用料を7月1日から値下げすると発表した。現在月額2100円が月額1957円になる。また、2in1用の同等の料金プラン「タイプSS 2in1」についても、月額2100円から月額1957円への値下げを行うという。
新たなタイプSS バリューやタイプSS 2in1では、「ファミ割MAX50」や「ひとりでも割50」などの、2年契約で基本料金が半額になる割引サービスに加入すれば、基本料金をソフトバンクモバイルのホワイトプラン同様、月額980円が可能だ。
バリュープランは、携帯端末を店頭販売価格(一括または割賦)で購入し、月額基本使用料(各種割引適用前)を1680円安くする「バリューコース」向けの料金プランだ。このうち、タイプSS バリューは最も低廉な料金プラン。このタイプSS バリューの1050円分の無料通話や30秒あたり21円という通話料はそのままに、基本料だけを143円下げる。
月額980円の料金プランは、付帯条件は一切なしと明言するソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」が先駆けだが、KDDIも6月10日から割賦販売方式利用時に選べる「プランSSシンプル」は誰でも割を適用すると基本料が月額980円になる料金プランを開始している。
ドコモが携帯電話基本料金の値下げに踏み切ったことで、携帯電話3キャリアが最安の月額基本料金で980円を実現した格好になる。なおソフトバンクに制限事項はないが、KDDIとドコモは2年契約(契約年数10年以上で家族割/ファミリー割引利用の場合は1年契約)が必要。KDDIとドコモは1050円の無料通話が付く点もソフトバンクのホワイトプランとは異なる。
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