携帯充電器の変遷その3
携帯充電器の最大の販路はコンビニエンスストアだ。携帯電話用の緊急充電器は日本国内だけで年間2000万個販売されているが、その9割がコンビニでの販売であるという。
この携帯充電器、ポケットチャージーも2008年5月上旬からは、最大の販売チャネルであるコンビニに進出する。まず、首都圏・関西圏のサークルKサンクス約750店。さらに、中国地方を中心に、関東・北陸・近畿・九州に展開するポプラや主に関東・近畿・九州に展開するam/pmなど他のコンビニでの販売も検討中で、次世代の携帯充電器の「全国展開」に向けて布石を打っているところだ。
この携帯充電器のコンビニでの販売価格は1個1980円。ライバルの乾電池型は1000円以下が多いから、やや割高となる。しかし、500回の充電回数など長期的には利点も多い。
最近は環境意識の高まりで、使い捨てタイプの取り扱いをやめるコンビニもでてきている。乾電池を交換する携帯充電器でも、使い終わった乾電池を捨てなければならない。その点、何回でも使えるこの新たな携帯充電器は『エコ』という意味で優位に立てる。
コンビニのバイヤーが実際に使用したところ、なかなかの好評だったようだ。この携帯充電器の主な販売ターゲットは、営業マンや中高生などケータイのヘビーユーザーだが、認知度が上がればもっと裾野が広がると期待している。
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