東芝製の折りたたみ型3Gソフトバンクの携帯端末「824T」は、角度によって色合いが変化するデザインを採用した。高級バッグをイメージさせる表面処理など、女性の利用が意識されている。本体の機能としては同時発表の「823T」とほぼ同等である。9月上旬以降の発売を予定している。
この824Tの特徴としては本体表面の仕上げに立体印刷を施し、独特の質感を表現している。印刷技術をベースとするため、金型の抜き出し加工では難しい「ラウンドネスな感触」を自在に表現できたという。カラーバリエーションは4色で(パステルブルー、パステルピンク、パステルパープル、ビビッドピンク)そのうちパステルブルーとパステルピンクの2色ではレインボー蒸着と呼ばれる技術を採用しており、立体印刷とあわせて、格子状のパターンが柔らかく浮き出るように見える。現在は本体開発中につき、今回の発表会場での展示機もパステルブルーとパステルピンクの2種のみだった。
824Tのメインとなるディスプレイは最大26万色、ワイドQVGA(240×400ピクセル)表示の約2.8インチTFT液晶。サブディスプレイは62×14ピクセル、2色表示の約0.6インチ有機EL。またオートフォーカス対応の有効画素数196万画素CMOSカメラを搭載し、人物の肌色を綺麗に仕上げる「美肌カメラ」機能などが利用可能。外部メモリとして最大2GBまでのmicroSDカードを搭載可能とする。
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